カギと防犯の
フットワーク一番店

□鍵の110番出動 ●カギ業界アンダーグラウンド#1:防犯シリンダーの指標CP-C


どれだけピッキングに強いカギかを図る指標としてCP-C(Crime Prevention Cylinder:防犯シリンダー)という認定制度があります。
警察の天下り機関でもある(財)全国防犯協会連合会が日本ロック工業会に委託して試験を実施しています。
CP-C認定シリンダーとなる基準は以下のように公表されています。
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1.カギ違い(6つ以上のタンブラー、5000以上の適切な実用カギ違い)
2.施解錠の耐久性(カギの差込、カギの抜き出しを10万回繰り返すことによって機能に異常を生じないこと)
3.耐ピッキング性能(専門的な知識を有するものが行うピッキングを3回の試験体についてそれぞれ3回ずつ実施し、解錠に5分以上要すること)
4.その他(取り付け、取り外し、その他取り扱いについて防犯上支障がないこと)
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さて、業界第2位と言われるゴール(GOAL)が販売するV18シリンダーという、鍵屋なら誰もが認める防犯性、強度、価格において優秀なカギがありますが、このカギはCP-Cの認定を未だに受けていません。
その理由はなぜか、以下は私の聞いた話ですが、個人的には真実だと思っています。

日本ロック工業会の実権は、業界最古参である堀商店(HORI)が握っていると言われています。
業界第1位である美和ロック(MIWA)はHORI出身者が多く、強いつながりがあるとされています。
そして業界第2位である関西の雄GOALはHORIとは犬猿の仲であります。
必然的にGOALの製品は何一つとしてCP-Cのお墨付きが得られていません。CP-C認定の耐ピッキング試験の際、V18シリンダーだけはピッキングでなくインプレッション(生カギのキズを見ながら合鍵を作り解錠する方法、鍵師が使う最高級の技術)で解錠された、という噂もあります。
主要ロックメーカーの中で、GOALだけが日本ロックセキュリティ協同組合の会員でない事実には、何かあるのでしょうか、私は気になります。

しかし2002年6月にV18シリンダーは、日本のロックメーカーとして初めて、有名な米国のUL防犯規格(UL437)に登録されました。
有名な米国UL防犯規格の試験は、次のような厳しい試験項目を
実施しています。
・ドリル破壊や様々な過酷な暴力破壊試験
・耐久試験や耐食試験
他にも、GOAL社の主力製品がUL437に登録されており、その優れた防犯性や耐食性が改めて実証されています。

公平とはいえない認定制度は、業界の力関係に起因しています。
私が言いたいのはCP-Cだけが安全なカギではないということです。
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2004年4月6日をもってCP-C型式認定制度運用は廃止されました。

「防犯性能の高い建築部品の開発・普及に関する官民合同会議」が設置され、警察庁が発表した「防犯性能の高い建物部品の目録」に統合されたという位置付けです。ここで言う防犯性能の高い部品とは、錠であればピッキングやサムターン回し、雨戸ならバールによるこじ破り等、実際の犯罪手口を踏まえた攻撃方法に5分間以上耐える性能を有するものをいいます。


#2:なぜ「あぶないカギ」がこれほど普及したのか?
#3:悪徳鍵屋に注意!
#4:KagiStar的〜良いカギ屋の選び方〜
#5:「カギ開け」だけでメシが食えるか!
#6:車のカギはここまで進化した。でもね・・
#7:鍵屋というより犯罪者
#8:依頼内容によっては仕事を断る鍵屋もいる

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