
窃盗団は「鍵はピッキングできなければ、壊してしまえばいい」
あるいは「室内のツマミを直接廻せば短時間で開けられる」と考えるようになりました。
その空き巣の手口とは?あなたにもできる空き巣対策とは?講座内容は下記3項目です。

「こじ開け」とはバールなどの工具を使って、てこの原理でドアを捻じ曲げていくことです。
昔から多く使われてきた手口ですし、今でも使われています。カギは破られなくても、ドア自体の強度が弱ければ、
こじ開けられて侵入されます。組織的な窃盗団だけでなく、従来型の空き巣も使う手口です。
バールを使ったこじ開けは、てこの原理を使うのであなたが思う以上に簡単にできます。
成人男性がてこの原理でバールを使うと約1000kgの荷重をかけられると言われています。
錠前がひとつだけであれば、たいていのドアはこじ開けられます。決して大掛かりな作業ではありません。

日本住宅の玄関ドアはほぼ100%外開きです。欧米ではまずあり得ません。
その詳しい説明は、他サイトに譲るとして、一言で言うと狭い住宅事情、生活習慣、気候風土に根付いています。
ドアが外開きであると、防犯上は大きな弱点を抱えることになります。ドアと枠のスキマが見えてしまうこと、
そして丁番も見えてしまうことです

左の写真は被害例です。防犯上の弱点がよく分かります。
@ドアと枠の隙間からバールを入れることができる
Aデッドボルトが丸見えなので、力をかける位置がわかる
最近の防犯仕様のドアでは、ツバがありこの隙間を隠す形状になっています。
しかし、ほとんどのドアはこのスキマが丸見えです。

補助錠を取り付けると、破壊強度は2倍にも3倍にもなります。窃盗団もこのことを知っているので、
補助錠(補助鍵)が付いたドアを狙わない傾向が強いのです。現在付いている主錠からできるだけ距離を離すほど、
補助錠取付けの効果が高く破壊に強くなります。 素人の方にも取り付けられる補助錠です。多くのホームセンターで販売されています。
ドアへの加工は必要ないので、賃貸物件でも安心です。

特定の錠前であれば、ホームセンター等でガードプレートは販売されています。
ご自宅の錠前メーカーがMIWA、錠前は LA/MA,BH/LD,HMのいずれかであれば 大抵ホームセンターでも販売しています。
プラスドライバーでアーマープレートを取り外し、ガードプレートを付け替えるだけです

ピッキングアラームは金属音や振動をキャッチして警報を鳴らしますので、ピッキングだけでなく
他の手口に対しても充分有効です。室内レバーハンドルに掛けて接着するだけで取り付け完了です。
類似商品も多数販売されていますが、値段が安くなるほど感度が悪かったり、誤報が多くなりますのでご注意ください。
ピッキングアラームの問題点は「外からは見えない」ことです。 犯行を試みて、初めて警報が鳴るので「見せる防犯」に比べると不完全です。

この手口は、もともと一部の鍵屋が使う必殺解錠手段でした。
モラルのない販売業者が見境なく販売したため窃盗団にも流出したと言われています。 カム送り解錠とは、シリンダーカラーを引っ張りドアとの隙間@から特殊な形状の針金をドア内部に挿入し、
錠ケースのカムを直接操作して、解錠する手口(別名バイパス解錠)です。シリンダーカラーがスプリングで
前後に可動する仕組みになっている理由は、ドアの厚さによって調整するためです。
カム送り対策が必要な錠前は各メディアで公表されています。対象メーカーはMIWA,GOAL,SHOWA,HORIです。
警察がこの手口を公表して注意を呼びかけたのは2002年9月のことです。被害の認知件数は発表されていませんが、
犯罪被害を認知する前に報道発表するということは、被害拡大の恐れが大きいことの表れともいえます。

メディアでは「@のスキマは全て危険」と頻繁に報道されました。しかし、現実的にカム送り解錠が可能なのは
MIWA製のLAタイプとBH/LDタイプのみです。他社製品GOAL,SHOWA,HORIは99% 不可能です。
なぜ、MIWA以外も全て公表されたんでしょうか?その理由は、1社だけ批判されることを嫌ったMIWA社が、
他社を巻き込んだという噂でもちきりです。

シリンダー交換をする要領でシリンダーを取り外し、シリンダーカラーとドアの間にスペーサーを、
スキマがなくなるまで数枚入れ込みます。通常スペーサーは2mm厚と3mm厚の2種類あります。
シリンダーを外さずに、取り付けられるスペーサーも市販されています。

ロイヤルガーディアンならスキマを作りません。シリンダー交換だけでカム送り対策も行えます。
第3世代と呼ばれるシリンダーは最新の防犯ノウハウが装備されています。

穴を開けずに取り付けられ、賃貸物件でも安心です。今お使いのシリンダーの上に設置するだけです。
頑丈なカバーでスキマをガードし、鍵穴自体を完全に隠してしまうため、カム送りもピッキングも絶対に不可能です。

室内側のつまみ(サムターン)を直接廻して解錠する手口です。
メディアを騒がせた窃盗団の手口は次の通りです。
ドリルを使ってドアに穴を開け、そして金属棒を穴に入れます。棒が室内まで充分入ったところで
先端5cm部分が直角に曲がる仕組みになっています。最後にサムターンに棒先端を引っ掛けて廻せば、解錠完了です。
2002年8月から11月までの4ヶ月間、東京・神奈川・千葉だけでも300件近くの被害が確認され、
さらに地方へと被害は拡大の動きを見せています。

ドライバー一本で誰にでも取り付けられます。
普通に回すと空回りします。押して回すと解錠、施錠が出来ます。
サムターンごと交換するタイプの場合は、シリンダー交換と同じ要領でサムターンを取り外し、防犯サムターンを取り付けます。
強固な補助錠を鍵屋さんに取り付けてもらいましょう。
→補助錠取付工事
犯罪手口が進化していく現代では、2重3重の機械警備を考えることが大切です。
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