鍵と鍵屋のFAQ
鍵について、鍵屋について、カギスターが現場や電話でよく聞かれる質問をまとめました。
鍵について、よくある質問
鍵屋について、よくある質問
Q1.私が持っている鍵は、合鍵じゃないからマスターキーだよね?
A.違います。ほとんどの人はマスターキーを生涯目にすることはありません。マスターキーとは、アパートや賃貸マンションに
おいて、複数の部屋を開けることのできるキーをいいます。したがって通常は、大家さんや管理会社だけが保管しています。
マスターキーの外見は、MIWAディスクシリンダーであれば通常の鍵よりギザギザが多くなっています。
一般の人がマスターキーを持っていたら道義上大問題です。通常の、メーカー刻印があるカギは、子カギもしくは
純正キーといいます。勘違いした知識がなぜか一般化しています。

分譲マンションでは、道義的にはマスターキーを作るべきではないのですが、既存マンションの多くにマスターキーが
存在しているのが実情です。近年(平成10年以降)建設された分譲マンションの多くは、マスターキーシステムを採用
していないようです。ただし、機械室や倉庫などのドアにはマスターキーが存在するはずです。
マンションなどの集合住宅では、各戸の玄関は別々の子カギですが、共用部分(オートロックや通路門扉など)の鍵穴は、
入居者全員が開けることができるキーシステムが多く採用されています。これは逆マスターキーシステムと呼ばれます。
また、マスターキーは本来”複製”されるべきではありません。念書に施主のサインをもらった上で、メーカー発注するのが
正しい道義です。以前、マスターキーの合鍵を見かけたことがありますが、ホント驚きました・・・
Q2.うちのマンションは、オートロック付だから安全だよね。
A.オートロック式のエントランスドアは、防犯対策にとても有効だという過信が根強いですね。
オートロックだけで、防犯性が高いとは言えません。オートロック付きの建物ばかり狙うピッキング窃盗グループもいます。
オートロック付きのマンションでも空き巣被害に会った例はたくさんあります。
■センサーを誤作動させる裏の手口を使う。(古いオートロックドアほど、この手口が通用する)
■テンキー式の暗証番号を盗み見る。
■マンション住人を装い、住人の後に続けて入る
■住人が室内から出てくるタイミングで、侵入する
■宅配業者を装って、インターホンを鳴らす
エントランスドアを使わなくても、容易に侵入できるマンションも多く見受けられます。
■通用口ドアが開放状態になっている
■通路の塀が低く飛び越えられる。
■非常階段から屋上まで登れてしまう
オートロックを過信する人が、玄関ドアの施錠を怠っていたがために、空き巣被害にあった例もあります。
Q3.ピッキング対策するには、鍵穴が横になってるカギじゃないといけないんだよね?
A.まったく誤った知識です。カギ穴が縦か横かということと、耐ピッキング性能は無関係です。
ピッキング被害の対象となったカギ(MIWA ディスクシリンダー)がたまたま縦穴だっただけです。
ピッキング被害が社会問題となった2000年頃、警察がポスターまで作って推奨したカギ(MIWA U9シリンダー)
がたまたま横穴だっただけです。ポスターには大きく「ピッキング対策のカギは横穴!」と書かれていたはずです。
「横穴のカギじゃないとだめだと知り合いから聞いた」という人はけっこういます。
間違った情報なのに、口コミの威力で広がっているようです。
ピッキングに強いかどうかは、カギの内部構造を知っていないと分かりませんから一般の方には非常にわかりずらいのも
事実です。正しい鍵屋選びをしましょう。
自分で勉強してみたいというあなたなら、鍵のカタログが参考になるでしょう。
Q4.鍵屋さんってどんな仕事をしているの?
A.鍵屋の仕事はいろいろとあります。多くの方が真っ先に思い浮かべるのは、
鍵開けなんでしょうか?他には合鍵の作製や錠前の交換・修理が広く知られている作業です。
現場の生の空気を感じたいなら、鍵屋の作業風景を見てください。他には、あまり知られない作業も時々あります。
■車のシリンダー組替
車のシリンダーが破損した場合、メーカーにシリンダーを注文しても鍵違いとなります。
イグニッション・トランクなどと同一キーにするため、シリンダーを分解して部品を組みなおします。
■ドアクローザー取り付けなどの営繕仕事
ドアクローザ以外にもヒンジやクレセントなど老朽化した建築金物を交換する作業があります。
■電気錠取り付け、インターホンなどの取付
メカトロに詳しい鍵屋さんなら、マンションのオートロック(キースイッチ)も施工しています。
鍵屋の業務内容と売上比率は、鍵屋さんによってまちまちです。得意な技術分野により、車をメインにする鍵屋もいれば
住宅メインにする鍵屋さんもいます。あるいはホームセキュリティなどの防犯設備工事に特化する鍵屋もいます。
極めてまれなケースとしては、裁判所登録をして強制執行の専属鍵屋もいるようですが、
kagistarがお会いしたことはありません。裁判所によってスケジューリングされ、広範囲に渡って強制執行現場を
一日に数件こなすようです。
合鍵の作製では、売上も微々たるものですから、やはり鍵屋の売上の大半は店舗でなく現場で発生します。
でも、鍵開けなどの緊急工事だけでは繁盛することはできないのが現実です。
Q5.鍵の交換をするのに、何件か鍵屋さんに電話を入れたら金額がどれも違う。どうして?
A.鍵の交換とは、たいていシリンダー交換を指します。防犯シリンダーには多くの種類があるので
鍵屋さんごとに勧めるシリンダーの種類が違うことがよくあります。
また、同じ種類のシリンダーでも、製品代・出張費・工賃の金額は違ってきます。手間隙仕事ですから定価というものは
存在し得ません。住宅リフォーム代金が工務店によって違うのと同じです。
また、大手フランチャイズなど全国ネットワークの加盟店である場合は、ロイヤリティーや仲介料が発生しますので、
その金額分が上乗せされるケースが多くなります。TV CMや大々的な広告をする鍵屋さんにお願いするときは、その広告費の分、
上乗せ料金を払う心づもりでいて下さい。
あるいは錠前によっては、シリンダーだけ交換することができず、錠前まるごと交換しなければならない場合もあり、
さらに追加加工が必要となるドアもあります。戸建の古い装飾錠だと、廃盤製品も多いのです。
シリンダーのみの交換に比べると錠前全体の交換となると、料金は大きく変わります。
ですから一概に「カギ交換がいくら」とは言えません。
「車を買うのにいくらかかるのか?」という質問に対して
非常に答えづらいのと同様、ピンからキリまであります。
鍵屋は、この類の質問を受けると、お客さんの説明から現在付いている
錠前を推測します。特に戸建においては、この推測が鍵屋によって違うために、
電話での見積回答が大きく変わることも十分ありえます。
ある鍵屋はシリンダー交換のみの料金を伝えるかもしれませんし、
別の鍵屋は、廃盤の錠前だからと、錠セットごとの交換料金を伝える可能性もあります。
日本では錠前の種類やシリンダーの種類が大変多いです。
EU諸国ではユーロプロファイルという錠前の統一規格がありますが、日本の錠前は、ロックメーカーごとに仕様が異なることが多いのです。
正確な見積りを取るためには、やはり直接自宅に来てもらうべきです。
Q6.同じ防犯シリンダーで、もっと安い金額で取り付けてくれる鍵屋さんを見つけたので、そちらにお願いしようと思います。
A.お気持ちよくわかります。錠前やシリンダーは工業製品ですから見た目の違いはありませんし、
交換作業であれば技術レベルでのアウトプットにも違いが現れることはあまりありません。賢く買い物をしたい人にとっては、
価格が決め手となるのも当然でしょう。
Kagistarは料金が安い鍵屋だと自負していますが、それでも価格だけで選ぶのなら、Kagistarより安い鍵屋さんも
探せば見つかります。あなたが必要としている鍵屋はカギスターではなく、別の鍵屋さんでしょう。
そういう方は、どうぞ他の鍵屋さんに工事依頼してください。
激安業者より”もっと安くなるのか”というさぐり電話も、意味がないので差し控えてください。
ただし、相場とかけはなれている料金を見つけたなら、その料金は本当に総額なのかよくよく確認してください。
出張料金などの別途項目を現場で追加加算する業者もいます。結局相場より高く払っているケースをKagistarはよく耳にします。

KagiStar独自のサービスは、鍵交換以外の作業で実施しています。 とはいえ良心的な鍵屋さんは、あえて謳うこともなく1.2.3ぐらいは当然のようにやっているんです。
1.

鍵が回らないなどのトラブルについては、KagiStarの1年保証を付けています。
トラブルが起きたらいつでもご連絡ください。
2.

丁番やドアクローザなどドア周りの建築金物も点検しております。問題が見つかれば適宜調整しています。
3.

面付補助錠の取付においては、特別な事情を除いて掘り込み型ストライクを基本としています。
たいていの鍵屋さんは作業が圧倒的に楽なので、箱型ストライクを取り付けますが、
防犯性能は掘り込み型に劣ります。料金は変わりません。
4.

錠前工事ついでの合鍵作成料金は、けっこう割引してしまいます。
5.

防犯商品の特典をご用意しています。(緊急トラブル工事は除く) 鍵屋に求めているメリットは価格なのか、知名度なのか、自宅から近い業者なのか、
信頼とアフターなのか、これをはっきりさせると、鍵屋選びもそれほど悩む必要はなくなるでしょう。
Q7.防犯性が高く、金額も高い錠前の交換を依頼したら、内金を要求されて支払いました。
鍵屋ならどこでもやっていることなの?
A.鍵屋が通常、内金、前金を要求することはありえません。
工事を完了してから代金を頂くのが常識です。まれに、何十万円という大掛かりな防犯設備工事や、
マンション全体でのカギ交換工事で、料金が100万円以上となるような場合は、製品代金だけ前金として頂く場合もあります。
内金をもらうこと自体は、違法でもありませんが、鍵屋の工事単価を考えたときには
お客さんにとっては、気持ちの良くないものでしょう。
Q8.鍵屋さんを呼んで家の鍵を開けてもらったら、1万円もとられた!ぼったくりじゃないの!
A.かぎ開けの料金は、高いと感じる人が多いようですね。
鍵屋から言わせてもらうと、これは特殊技術料金です。極めて特殊な技術の対価だと、kagistarは考えています。
「簡単な鍵だから、ちゃっちゃと開けてくれよ」と急かされたときは、
「なら自分で開けてみ」と言いたくなりました。
(熱くなりました、失礼)
鍵屋はいろんな鍵を購入し、また分解したりピッキングしたり、あるいは情報交換をしたりします。
場合によっては特定の種類の鍵だけのために専用解錠工具を購入したりします。
1つの鍵の種類だけで投資する金額が数万円になったり、投資する時間が何10時間になったりします。
また、たいていの鍵屋さんは夜間の追加料金を設定しています。20時以降だと\3,000割増だとか、0時以降は\5,000割増
だというような設定が多いです。夜間料金を単純に昼間料金の1.5倍あるいは2倍の料金と設定する鍵屋もあります。
これは「ふっかけて」ます。1万円という金額だけを聞くと、決して高い料金ではありません。
とはいえ、鍵開けという仕事は、日常性がないから、この相場料金が成り立つのかな、とkagistarは感じることもあります。
毎日何件も鍵開けがあちこちで発生するなら、料金も安くなるんでしょうが、それはあり得ません。
鍵の種類によって難易度も違い、料金も変わります。ある意味”言い値”の世界であることも事実です。
ただし相場料金というのはありますから、悪徳鍵屋には気を付けてください。
Q9.kagistarはどうして鍵屋をはじめたの?
A.ズバリ、インスピレーションです。養成学校の掲載記事を見て、ビビッと来ました。
サラリーマンを悶々と続けながら、自分サイズの商売を探していました。私が望んだのは、取替可能な組織の歯車に
なることではなく、自分で生きていく力です。
ハイテク業界は才能のある一部だけが成功する実情を感じたこともあり、 あえてローテク業界を選び、
ホワイトカラーを捨てました。もちろん鍵に強い興味を覚えましたし、体を動かす仕事を求めていました。
性格的な理由もあり「もう雇われるのはいやだ」と本気で思いました。
明確で合理的な理由があったというよりは、生きる衝動とでもいうようなものに駆られたのでしょう。
勢いで行動してしまうタチなので、「ええい、行っちゃえ」で始めました。
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